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誰かのために成り代わるTRPG バケノカワ

誰かのために成り代わるTRPG バケノカワ

著: 平野累次/冒険企画局
カバーイラスト:Tobi
口絵・本文イラスト:落合なごみ(冒険企画局)、かんくろう、ぷきゅのすけ、モレシャン
判型:B6判
頁数:276頁

はじめに

『バケノカワ』の世界にようこそ。

この世界には「ワンダーランド」というふしぎな遊園地があります。
あなたはそこで、パレードや出し物を考えたり、アトラクションのスタッフとして人々を楽しませるために働いています。

でも、そんなあなたには、他の人には言えない秘密があります。
あなたの正体は、童話のような地下の世界からやってきた「カイブツ」。
カイブツは、死んでしまった誰かの外見――「バケノカワ」を被り、人間の“ふり”をして、ワンダーランドで働いています。
それは、あなたの「バケノカワ」になってもらう代わりに、ある「契約」をしたから。

その契約の内容は、「大切な人たちを悲しませない」こと。

今日もワンダーランドにお客さんがやってきます。
その中には、知っているけれど、知らない――でも、大切な人がいます。
その涙を拭い去るために、あなただけができることがあるはずです。

みんなを笑顔にする、夢のパレードを始めましょう!

『バケノカワ』ってどんなゲーム?

(1)舞台は、不思議な遊園地「ワンダーランド」

バケノカワの大まかな時代背景は、私たちの暮らす現代日本とほとんど同じと考えていただければOKです。
その中で、「ワンダーランド」と呼ばれる遊園地で起きる出来事を楽しむことになります。ほとんどの場合、あなたはワンダーランドで働いているスタッフの一人です。

(2)あなた(プレイヤーキャラクター)は、「カイブツ」と「バケノカワ」の2つの要素を持っている

ワンダーランドで働くあなたは、2つの顔を持っています。
1つ目は「カイブツ」。実はこの世界のどこかからつながっている童話の世界の住人です。これが、あなたの本質です。
2つ目は「バケノカワ」。「カイブツ」がそのまま人間の世界で暮らしていると、びっくりされちゃうかもしれません。そんなあなたの正体を隠す人間としての“バケノカワ”です。あなたは、普段はバケノカワをかぶって生活するので、外からは人間にしか見えません。

(3)「カイブツ」の使命と「バケノカワ」との約束

まず前提として、「カイブツ」は、人間を楽しませたいと思っています。そういう存在なのです。そのため、ワンダーランドで働いています。
そして、「バケノカワ」は元々は普通の人間で、「何らかの理由で死んでしまった存在」です。そういった存在から、あることを条件にあなたは人間としての外見を譲り受けることになります。

「ワンダーランド」って?



「ワンダーランド」は、世界各国の童話をモチーフにしています。
モチーフにあわせたアトラクションや風景が楽しめる、4つのエリアが存在しています。

ワンダーランドと同じように、「カイブツ」たちのモチーフもこれら4つの童話となります。
カイブツは、これらの童話をイメージした外見だったり、能力を身につけたりしています。

「バケノカワ」と「カイブツ」?

前述したとおり、あなた(プレイヤーキャラクター)は、「カイブツ」と「バケノカワ」の2つの顔を持つことになります。

本作のシナリオでは、主にバケノカワの生前の友人や知人が、シナリオのキーキャラクターとして登場します。
ほとんどの場合、彼らは、あなたをバケノカワ本人だと思って接してきます。そして、何か悩みや悲しみを抱えています。

あなたは、バケノカワ本人の代わりに、その人の話を聞いたり、昔あったことを思い出したりしながら、その人を笑顔にする方法を考えることになります。
それを、最終的に遊園地の「パレード」という形で表現することになります。

2021/10/08公開 2021/10/08更新